ヘッドホンは使っている時間より、使っていない時間の方が置き場所に困りやすい道具です。

デスクの上に置くと場所を取り、椅子の背もたれに掛けると取りにくい。そんなときに便利なのが、机の側面や天板下へ取り付けるヘッドホンハンガーです。

見た目はシンプルなフックでも、実際にはクランプで挟む・天板の上と下で使い分ける・デスク下へ隠す・粘着テープで貼るなど、設置方法がかなり違います。

この記事では、現在楽天で購入できる4製品を「どこへどう置きたいか」で比較します。

先に結論:設置場所で選ぶと迷いにくい

とにかく手軽に付けるなら サンワサプライ PDA-STN18BK

ばね式で天板に挟むだけのシンプルなタイプです。

工具を使わず付け外ししやすく、フックを360度回してデスクの内側へ逃がせます。まずヘッドホンの定位置を作りたい人に合わせやすい1台です。

デスク上・下を選びたいなら サンワサプライ PDA-STN25BK

天板の上側に付ければスタンド、下側に付ければフックとして使える2WAYタイプです。

引っ越しや模様替えで使い方が変わりそうなら、この柔軟さが便利です。

デスク下へしっかり隠すなら ELECOM HP-DSDSKBK

アルミ製のクランプ式で、ハンガー部を360度回転できます。

耐荷重は約9kgと余裕が大きく、使わないときにヘッドホンを天板の内側へ収めたい人向けです。

クランプを使えない場所なら サンワサプライ PDA-STN70BK

粘着テープで固定する小型フックです。

モニター横やデスク側面など、天板を挟めない場所にも取り付けやすく、使わないときは折りたためます。

ヘッドホンハンガーを選ぶ5つのポイント

1. まずクランプ式にするか、粘着式にするか

一番大きな違いは取り付け方法です。

クランプ式は天板を挟んで固定します。位置を変えやすく、粘着跡を残したくない机にも使いやすいのがメリットです。

一方で、天板の厚さや、天板下に幕板・フレームがあるかは確認が必要です。

粘着式は挟む場所がなくても取り付けられます。モニターの側面や家具の平らな面にも設置しやすい一方、貼り付け面との相性や貼り直しには注意が必要です。

2. 天板の厚さを先に測る

クランプ式は、商品ごとに対応できる天板厚が違います。

今回の候補では、

  • PDA-STN18BK:38mmまで
  • PDA-STN25BK:48mmまで
  • ELECOM HP-DSDSKBK:約50mmまで

です。

厚みだけでなく、天板の端に十分な平面があるかも見ておきたいところです。

3. ヘッドバンドの幅も確認する

意外と見落としやすいのが、フックへ載せられるヘッドバンド幅です。

  • PDA-STN18BK:60mmまで
  • PDA-STN25BK:70mmまで
  • ELECOM HP-DSDSKBK:約50mm以下
  • PDA-STN70BK:45mmまで

大型のゲーミングヘッドセットや幅広のヘッドバンドを使っている場合は、寸法を先に確認した方が安全です。

4. 使わないときに邪魔にならないか

ヘッドホンを掛けていない時間、フックだけが飛び出していると意外と邪魔になります。

PDA-STN18BKやELECOM HP-DSDSKBKは回転して内側へ逃がせます。PDA-STN70BKは折りたたみ式です。

デスクの横を人が通る場合や、椅子を大きく動かす場合は、収納時の形も見ておくと使いやすくなります。

5. ヘッドホン以外も掛けるなら耐荷重を見る

ヘッドホンだけなら大きな耐荷重は必要ありませんが、バッグやケーブル、小物も掛けたいなら余裕がある方が安心です。

今回ではELECOM HP-DSDSKBKが約9kgと大きく、PDA-STN25BKが約1.2kg、PDA-STN18BKが約1kg、PDA-STN70BKが約800gです。

ただし、耐荷重が大きくても取り付ける机側の強度や設置状態は別です。ヘッドホン収納として無理のない範囲で使うのが基本です。

4製品を比較

製品 参考価格 設置方式 対応天板 ヘッドバンド幅 耐荷重 向いている人
サンワ PDA-STN18BK ¥1,780 ばね式クランプ 38mmまで 60mmまで 約1kg 手軽に付け外ししたい
サンワ PDA-STN25BK ¥1,980 ばね式クランプ / 2WAY 48mmまで 70mmまで 約1.2kg 上でも下でも使いたい
ELECOM HP-DSDSKBK ¥2,448 クランプ 約50mmまで 約50mm以下 約9kg デスク下へしっかり収納したい
サンワ PDA-STN70BK ¥1,320 粘着テープ - 45mmまで 約800g クランプを使えない場所に付けたい

価格は記事作成時点で確認したものです。販売状況や価格は変わる場合があります。

手軽なクランプ式:サンワサプライ PDA-STN18BK

PDA-STN18BKは、ばね式で天板へ挟むタイプです。

ネジを締め込むクランプではなく、天板に挟んで設置するので、場所を変えたいときも扱いやすいのが特徴です。

フックは360度回転し、使わないときはデスクの内側へ向けられます。

GOOD

  • 工具なしで設置しやすい
  • 360度回転
  • ヘッドバンド接触部にソフトクッション
  • サンワダイレクト楽天市場店で購入できる

気になる点

対応天板は厚さ38mmまでです。厚い無垢天板などでは取り付けできない場合があります。

耐荷重は約1kgなので、バッグなど重量物を兼用するより、ヘッドホン専用として考える方が合っています。

向いている人

まず簡単にヘッドホンの定位置を作りたい人。

上でも下でも使える:サンワサプライ PDA-STN25BK

PDA-STN25BKの面白いところは、取り付け方向を変えられることです。

天板の上側へ立ち上げればスタンドのように、下側へ向ければフックとして使えます。フックは360度回転し、ヘッドホンに合わせて高さ調節も可能です。

GOOD

  • スタンド / フックの2WAY
  • 360度回転
  • 高さ調節対応
  • 幅70mmまでのヘッドバンドに対応
  • 天板48mmまで対応

気になる点

デスク下へ取り付ける場合は、本体の高さぶんの空間が必要です。引き出しやフレームが近い机では、取り付け位置を先に確認したいところです。

向いている人

今後デスクレイアウトを変えても使い方を選べる方がいい人。

デスク下へしっかり収納:ELECOM HP-DSDSKBK

HP-DSDSKBKは、アルミ製のクランプ式ヘッドホンスタンドです。

幅約30mmと細身ながら、耐荷重は約9kg。ハンガー部分は360度回転し、使わないときはデスク下へ収められます。

ケーブルやプラグを掛けられる小さなフックがあるのも、机の下を整理したい人には便利です。

GOOD

  • アルミ製
  • 耐荷重約9kg
  • 360度回転
  • ケーブル用フック付き
  • 天板厚約50mmまで対応

気になる点

対応するヘッドバンド幅は約50mm以下です。大型ヘッドホンでは、耐荷重より先にバンド幅を確認する必要があります。

またクランプ式なので、机の端にフレームや幕板がある場合は設置スペースを確認してください。

向いている人

ヘッドホンを机の下へすっきり隠し、しっかりした金属製を選びたい人。

最小構成の粘着式:サンワサプライ PDA-STN70BK

PDA-STN70BKは、約10gの小型マルチフックです。

粘着テープで貼るので、クランプを挟む余地がない場所にも設置できます。モニター横、デスク側面、キャビネットなど、平らな面へ付けたいときに便利です。

使わないときはフックを折りたためます。

GOOD

  • 粘着式でクランプ不要
  • 約10gの小型設計
  • 折りたたみ可能
  • ヘッドセット以外の小物にも使える
  • サンワダイレクト楽天市場店で購入できる

気になる点

耐荷重は約800g、対応ヘッドバンドは幅45mmまでです。大型・重量級ヘッドホンには向きません。

また、粘着式は設置面の素材や状態によって固定力が変わります。貼り直しを前提に何度も場所を変える用途より、定位置を決めて使う方が向いています。

向いている人

クランプを使えない場所へ、小さくヘッドホン置き場を追加したい人。

クランプ式と粘着式、どっちが使いやすい?

迷ったら、まずクランプ式から考えるのがおすすめです。

机に対応する厚さと取り付けスペースがあれば、位置を変えやすく、貼り付け跡も気にせず使えます。

一方で、モニター横に付けたい、天板下にクランプを挟めない、できるだけ小さなフックだけ欲しい、という場合は粘着式が便利です。

デスク下へ物を逃がす考え方は、ケーブル整理グッズの記事とも相性があります。ヘッドホンだけでなく配線も机の上から減らすと、作業スペースを広く使いやすくなります。

まとめ:ヘッドホンの定位置は「机の外側」に作れる

ヘッドホンハンガーは、単純なフックですが、机上スペースを使わずに収納場所を作れる便利な小物です。

  • 手軽に付ける → サンワ PDA-STN18BK
  • 上でも下でも使う → サンワ PDA-STN25BK
  • デスク下へしっかり隠す → ELECOM HP-DSDSKBK
  • 粘着で小さく追加する → サンワ PDA-STN70BK

ヘッドホン本体の大きさ、机の天板厚、取り付けたい場所を先に確認すれば、選ぶのは難しくありません。

ヘッドホンを使わない時間の置き場所が決まるだけでも、デスクはかなり整理しやすくなります。